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普通じゃない、言ってしまえば普通以下

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2018.02.12 Monday

実のところ、杉田発言って現在起こっている問題を指摘している 10 そして待機児童は待機保護者になった編

JUGEMテーマ:日記・一般



待機児童ってのが恐らく本来の意味で使われていた或いは、利用されていた言葉だった時代には、保育園や幼稚園等の施設や託児施設が優先的に使える様に普通に審査されていたりしましたが、待機児童を政権(自民党)を蹴落とす道具に利用しだした頃から主に待機児童=特に急いで子供を預ける必要の無い親の錦の御旗として利用されるようになったのは非常に悲しむべきことで、これを推し進めたマスコミや野党の責任と言うのは本当はもっと追求されないといけないような事なのですね。
 
もっと言うなら森友だの加計だのを叩くよりも必要なことだったりする事といえます。
 
そもそも待機児童、すなわち保育施設や託児サービスを受けられず親が苦労する経済的に困窮すると言う自体が目立ってきたのはリーマンショック等の世界的に不況が加速して経済や社会の状況が悪化の一途を辿っていた頃になります。
それ以前は、バブル崩壊からの失われた10年だのなんだのと言っても民間の努力等を含めてギリギリで乗り切れるあるいはなんとか余裕をもって乗り切れる状態ではありました。
 
言い換えれば普通のサラリーマンならば、託児システムが無くてもなんとかなる、と言う感じですね。
勿論、共働きによる収入の増加を狙う場合には必要に応じて利用できるというのが売りでもありますが、しかしこれが駄目になっていくのは後継者の不足た土地(地代、賃料)等の高騰等様々な要因が重なり、施設を維持できないなんて問題もありました。
 
後継者不足は、幼稚園や保育園を行うに際しての資格の不足や経験等の問題もあります。
当然この中には、法の急な改正等で資格を失うなんて事もあったりはします。
また、土地の問題から発生する無認可保育施設や無認可幼稚園、もしくは行政の指定する内容では十分な目的を果たせない事からの、無認可での営業を行う保育園や幼稚園等が不適切、不適法な運営の無認可施設等の度重なる問題などで撤退を余儀なくされた、何ていうのもあります。
 
無認可施設と言う事で、一部の煩方が子供を虐待しているに違いないと騒ぎ立てて営業を停止せざるを得なくなったところもあるとか。
これらに対して保護者が声を上げても、市民運動を行ういわゆるプロ市民相手ではその声をかき消されてしまい、十把一絡げに無認可施設=悪の図式を作り上げて市民運動と言うかっこいい自分に酔う人達が仕組みを破壊する等があります。
 
これは医療の方面でもまた介護の方面でも同様で、問題を起こすところがあれば全てそうだとばかりに叩き、適切、適法にやってるところまで批判の的にしてしまう事によるなり手不足や、給与の低賃金固定なんて問題も産んでいるのですよね。
 
医療関係、医者や看護婦ならば給料が高いだろう!と言う意見モデルでしょおうが、給与に見合ったリスクマネジメントを社会や会社(病院)や行政が行えるかというとそれは非常に不安を押さえきれない状況です。
 
これらが託児や育児、保育や児童一時預かりの仕組みを壊したともいえるのですよね。
 
特に第一次安倍内閣の時期には安倍政権を追い落とすと言う事がマスコミも野党も絶対の真理になりますからメディア総出で教育や子育ての問題を大問題としてあつかいましたが、それをやった結果何が起こったかと言えば、保育施設や託児施設、幼稚園を作るに作れない状態を加速させただけ、と言っても過言ではない状態でした。
 
そして、政権交代なんて事をした結果なにが起こったかといえば、経済や社会の情勢を考えない僕らの考えた最強の社会!を実践して大失敗って事なのですね。
 
勿論、鳩山内閣のやったことを全否定する訳でもありませんがそのほとんどが常に日本経済が右肩上がりで絶対に不況に成らず、企業もしっかり支援されてこそ、の体制です。
税金が潤沢に入ってくる環境でなければ成り立たないのですね。
 
これにより、税金すなわち財源の不足等が起こり増税論がでて、とまあなるわけですが、増税されるとなれば当然企業は生き残り策を講じます。
景気が悪化した状態であるならば、当然リストラなんてのもありますし、増税しないですまそうとした時期でも不況を煽り、本来ならば問題でもない派遣切りを大問題かのようにあつかい、正規雇用を圧迫したマスコミと野党の勢力は悪化させることはあれど改善できず、せっかくの政権交代をやはり自民党でないと駄目だに変えただけなのですね。
 
そして安倍政権が復活する訳なのですが、民主党政権時代に悪化した景気や雇用の情勢等は同時に親が働かなければやっていけないと言う状況を産んでいます。
ところが、生活保護や社会保障等はバンバン金をバラ蒔くとしたと言う状態(結果論かも知れないが)の民主党内閣三代の影響で、子育てする自分は偉いのだ!みたいな意識を育てる事に貢献していたのですね。
これにより、本来は優遇されるはずの母子家庭や父子家庭が厳しい目に会い始めますし、家庭の事情つまり母子家庭や父子家庭、介護の問題を抱えていても働けるなら働け状態で、声のでかい親の都合で預けたいだけの人達が優先的に利用するなんて事態にもなりました。
 
結果、モンスターペアレントの数の増加、また子育て世帯様とでも言うべきモンスターに成長した夫婦達の所為で近隣からの苦情を押さえきれずに移転や廃園等も増えたなんて話も聞き及びました。
さらに老人を増長させた(というと変だがそうとしか言えない)所為で老人の権利が子供の命より優先するかのような老人様な老害も増えたのはあるんですね。
 
再び自民党になってから、総務省やらなにやらが改善しようと必死のようですが、子育て環境のみならず教育や保育、療育等の分野でも破壊された環境は一朝一夕には治りません。
かくて、待機児童は預けたい親の都合により待機保護者の声だけがでかくなると言う問題をかかえ、同時にそれは待機児童という言葉を使うことで、反論を許さない、子育てをまず自分達でやるという責任を放棄することを肯定するような事態になってしまったのですね。
 
つまり、2012年以降の日本の子育て環境はこの自分達親の自由(というか無責任な放蕩)を維持する為に託児や保育等のサービスを濫用しようとしたモンスターペアレント達の免罪符とでも言うべき存在としての言葉「待機児童」となったのですが、現在モンスターペアレントを行政が使うことは憚られることが多いです。
 
これも、市民活動家等が騒いだ結果とも言えますがモンスターペアレントと言う言葉が子育て世代への風評になる、と言う事を言い、使うと叩かれることも遭ったりした、なんてのが背景にあるのですね。
 


次回「ちゃんとした子育て環境を作ろう」


  

ところで、モンスターペアレントと言っても昔のように、過激なクレーマーと言う感じから自身を他者に同化させると言うか、他者の意見にすぐ同調、変色できるようなモンスターペアレントも存在している。
 
色々と事例はあると思うし、思い当たる教育、保育、療育、福祉の関係者も結構いると思うんだけれどまるで求めていたことをやっていると言う感じで近づき、自分の支配下に置こうとする行為もまた今後の問題として扱われると思うのですよね。
 
だから、これからのモンスターペアレント対策は単にクレイジークレイマーの対応だけではなくメンタル的ないわゆる二人狂いを防ぎ、子供や家庭、社会や人との関わりをマトモにやっていけるように育てられるかどうかのより、保育、教育、療育、福祉等の立場の人達の精神の強さが求められていくとなると思う。
 
となると、同時に起こるのはそれに見合った報酬を得られるかと言う事なのですよね。
これが改善されず賃金は低いままとなると子育て環境に於ける、預けたいのは親と言う図式は変わらないことになります。

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