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普通じゃない、言ってしまえば普通以下

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2018.02.07 Wednesday

実のところ、杉田発言って現在起こっている問題を指摘している 9 横浜市(林市長)の罪を数えろ!編

JUGEMテーマ:日記・一般



そもそも待機児童という言葉の知名度を上げたのは横浜市です。
横浜市の、市長選挙において林文子候補が待機児童ゼロを謳っって立候補し、なおかつ民主党が大きくバックアップした結果、誕生したのが林市政であり同時に待機児童ゼロと言う言葉なのですね。
 
そして、林市長は待機児童ゼロを実現をしたと言って日本中の注目を浴びたのですが実際には待機児童ゼロなんて全然実現していないのですね。
 
数字上はゼロになりました。
しかし、現実には預けたくとも預かってもらえない事情を発生させたに過ぎないのですね。
したがって、待機児童ゼロと言うのは横浜市民の目線で言えば全くの嘘です。
 
大体にして、この待機児童ゼロを宣言した理由もひどいものがあります。
例えば、行政による託児、保育の場を停止させたり。
理由は、市で管理するからとかなんとか言って、駅前に施設を作ると言う事にしておりましたが、実際に作られる事はなかった場所もあります。
さらに、民間で空いたアーケード街の店舗施設等を改装して地域の人達が市の支援金等で行っていた託児施設を閉鎖させたりなんかもあったそうで。
 
そうした事をした結果、子供を預ける場所がなく仕方なく母親が家に居ることで子供の世話をする事になったとかもあります。
この場合、両親は共働きでより良い環境に引っ越して子育てをしたい状態であってもできない等の問題が発生しました。
さらに、片親世帯を優先的にするのかと言えばそうでもなく。
結果、声のでかい或いは圧力をかけやすいマイノリティないわゆる親の都合だけで預けたい世帯の方が有利になってしまったりの問題もあるんですね。
 
加えて、子育てや保育の為の補助システムとしての認定こども園も中々認可が降りない等の問題があったりしたそうです。
 
その理由も、保育園や託児施設を利用する様に申請してきている地域じゃないからなんて事があったとか。
ところが、その地域の親が利用するにはその地域に保育園や幼稚園が無いと言う始末なのですね。
しかし、それ以外の場所の申請がないのだから待機児童ではないのだとか。
 
また困った事に、認定こども園や新たな保育園や託児所や幼稚園等を認めないでも大丈夫だと言う理由には都市部以外では、おじいちゃんおばあちゃんと同居すれば良いのだ、なんて話も出たところがあるとか。
だけど祖父母同居が必ずしも万全ではないのですね。
認知症を発症している老人と同居ならせめて昼間は子供を預けてと言う話になりますが、それすらできなくなります。
結果、介護の無理がでてきて老人介護施設等を利用する事になりますが、これらの施設は充実しています。
が、やはり収容能力の限界を超えてしまいますし、費用だってバカにならない事も多いのです。

しかし、それらの無理を市民・国民に強いた結果、待機児童は名目の数字上ではゼロになりました。
 
そして、横浜市は子育てが充実しているとばかりに宣伝し、それを聞いて引っ越してくる人も増えたのですね。
結果、待機児童が生まれます。
一時期、安倍総理は横浜のこの待機児童ゼロ実現を褒めていた時期がありましたが、実態をしって以降は何もいってないと思います。
待機児童ゼロは、目標となりましたね、たしか。
 
そして今、横浜市は待機児童ではなく保留児童と言う呼び方をしています。
理由は、保育園等の利用を保留している児童だからだそうですが、待機児童と何が違うのやら??
 
これらの問題はひとえに林市長の名誉欲やマスコミの変な煽り、さらには無駄の排除と言いつつ実際には必要なことまで排除した蓮舫さんの仕分けパフォーマンス等色々と行政や政治的なバランスの問題がありますが、それでも一番大きなトリガーを引いたのは横浜市の住人だといえるでしょうね。
 
当時、比較的現実的な路線を言っていた人や自民党の推す候補等は待機児童ゼロ等は掲げずインフラと経済の再生を謳ったかと記憶していますが、それらを選ばず耳障りの良い言葉を選んだ結果、待機児童は親さえ抑えればいない事になる様になった現実。
さらには、待機しているのは児童ではなく親であり親其々に理由があると言う事実を少なくとも社会の表面から消す事になった、と言う事では何も考えずに
「自民党にお灸を据えるんだ!」
と浮かれて投票した人達の罪、といえる事になるんですね。
 
結果、現在は待機児童はいません。
居るのは、今度は保留児童と言う事になったのですね。
 
杉田発言で待機してるのは親じゃないか!と言う事を言ったのはこの横浜での問題等も影響しているでしょうし、待機児童を保留児童と言い換える言葉遊びな誤魔化し等も影響していると言うのはあります。
 
なのですが、この10年余りで子供を預けるのは確実に親と言うか、親の自覚の無いままに親をしている大人の問題と成ってしまっているのですね。
これらの問題を作り上げた最大の功労者は林市長と横浜市かもしれませんが、その最大の原因は横浜在住の人達でたとえ当時、民主党や林市長に投票しなくても理をもって説明できなかったそれら市民も含んでのことなのですね。
それは、同じ横浜在住の私も同様の罪だ、といえる事だと思います。
 
故に、政治家が「待機児童は存在しない、待機してるのは預けたい親」と言う事を言うのを否定的には見れない状況でもあるし、過去のそれこそ20年以上前にそういうことの当事者だった人達が自分達を否定されているかの如く感じる事に対して、現状を伝えられてないなぁ、と言うもどかしさを感じる部分もありますし、単に言葉の上っ面を取り上げて叩いている人を見ると少々モヤっとするのも事実なのですね。
 
 
次回「そして待機児童は待機保護者になった」編


  

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