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2018.01.30 Tuesday

実のところ、杉田発言って現在起こっている問題を指摘している 5 奇跡の詩人問題編

JUGEMテーマ:日記・一般



杉田水脈発言における様々な喧々囂々って、様はメディアが作り上げてそれこそ自民党の所為のみならず、政治や社会や一般市民の責任に押し付けた様々な問題の噴出ってだけ、と言えるのですがその加速ポイントは「奇跡の詩人」てNHKスペシャルの問題ですね。

現在は、この関係のまとめサイトもだいぶ消えていますがまだ検索すれば出てきます。
わかりやすい概要は以下のページでしょうか?

奇跡の詩人(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E8%A9%A9%E4%BA%BA

佐村河内問題で再び注目集める「奇跡の詩人」 NHKの「障害者感動物語」手法に疑問の声
https://www.j-cast.com/2014/03/15199091.html?p=all

この番組では重度の障害をもつ少年を、ドーマン法と言う治療方法というか育児、コミュニケーション手段を使い天才的な詩の能力を開花させたとして両親も熱心にそれを行い、親の言葉としか思えない詩を紡ぎ出しているのです。
しかも、Nスペでは明らかに少年が寝ている状態でも親がものすごい勢いで文字版を叩いている姿や健常児の妹への虐待とも言える行動等に、批判が出ます。

また、大きな問題としてそのドーマン法が魔法の様な治療法の様に見える演出にありました。
だれもがそれをすれば、劇的に改善するかの様な演出や、無批判に賞賛する姿勢。
そしてそのNスペのあとに新作の詩集が出るという、明らかに宣伝としか言えない状況。

これで批判するなと言うのは無理な話だし、その親と信者だけの問題なら見て見ぬふりも可能ですが、実際に保護者や児童、教育、育児、療育機関には迷惑どころか被害が出ることも多い状態で今はスットコドッコイの代表みたいな有田さんもまともな批判をしていましたし、被害というか障害をもつ子の親の言葉を載せていました。
まあ、もしかしたら本人の創作なのでは?と今では疑っている人も居るにはいますが(これも被害と言えるw)

そのドーマン法ですが、創設者の方々も効果がでる子も居るが万能のものではないと後に言っていますし、実際に効果がでるタイプとそうでないタイプの障害があります。

しかし、放送後数週間は障害を持つ子の親に対して、
「NHKでやってた治療法を試しなさいよ!」
ですとか、
「あの治療法を受けさせないなんて親の愛情が足りない!」
なんて言う人の数が増えたのは事実です。

NHKスペシャルのやらせ問題発覚以前でしたし2002年です。
まだまだ自閉症はテレビを見せて育てた親の責任ですとか、発達障害に関する知識が徐々に広まった時代です。
これがまだ、日テレで関口宏がやってたような感動バラエティ番組なら流す事も可能でしたでしょう。

しかしこれまでNスペは科学的かつ論理的と言う評価を一般に受けていました。
それが感情優先の感動路線でしかも、見ている側には無批判にそれを受け入れてすべての万能魔法治療法!の様な演出では、完全にデマの流布に近いことになりましたし、他の障害を持つお子さんの居る家庭では世間の無理解によるまたは、NHKがやっていたのだから、と言う事での言われない批判がでたのですね。

よって、ネットだけではなくリアルでも奇跡の詩人批判や反証、問題提起等は行われました。

しかし、これに対してこれまた無自覚に悪意の行動を取る人達が騒いだのはあるのですね。

それがいわゆる善意の第三者、正義の一般人となる人たちです。

現実には、障害者の療育は一つの方法で完璧!とはなりえないのが多数です。
また、ドーマン法は今はどうだかしりませんが当時はコストがバカにならない程かかりました。
一般家庭では無理なのです。
それに対して、医療行為と認めれば良い!と声高に叫ぶ善意の市民が出ることもありましたが、しかしそれはミミズを煎じて飲めば熱が下がるレベルの汎用性でしかないものに法的なお墨付きは与えられません。
少なくとも、多数に効果がある少数には効果がないとならないと行政のお墨付きは詐欺に利用されるだけなのですね。

結果、少年の家庭はかなり厳しい目に遭ったしNHKは信頼をその時点で少しばかり失いました。
NHKスペシャルも、他のバラエティと変わらなく成った事から地上波離れの加速トリガーを牽いたなんて話を言う人もいないわけではないです。

ですが、極少数にしか効果がでずコストも一般的ではなくまた行政が認めるには無理の多い仕組みを手放しで褒め、他の努力している家庭や障害をもつ当事者等にいらぬ風評を与えたNHKの責任は途轍もなくでかいですし、それによって被害を受けた人達の苦労は計り知れないといえる状態ではありました。

これらの事がNHK内で無批判、無自覚のまま作られ今も反省をしたと思われていない状態が続くのは90年代初頭から始まる障害者=ピュア、天使な伝説の流布とつながるとも言える感じがします。
20世紀が終了する直前には引きこもりや自閉症の子を繊細な心を持つ天使のように崇めさせようとした事もありました。

この、当事者を放り出し親のドリームを優先するかの様な状態、親が現実を逃げ、他罰的になる事を良しとする様な風潮はその後加速していき2007年頃から、家庭の事情や子供の状況、問題を取り巻く環境を抜きにして親の主張が第一だ!と言った人達が声を大きくしていく事になって行くのですが、それは更に社会を破壊する要素がでてきて、という事になります。


次回「社会破壊集団」編


  

コメント

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