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2018.01.26 Friday

実のところ、杉田発言って現在起こっている問題を指摘している 1 託児狂想曲編

JUGEMテーマ:ニュース



現実の問題として、少なくとも2008年以降の保育、育児の児童預かりの問題では
この親が待機している、預けたいのは親って問題が発生し今に至ると言う現実の中の
問題は、保守だの与党だの関係なく発言しているのはある。
 
自民党・杉田氏「『待機児童』なんて一人もいない。待機してるのは預けたい親だけ」で炎上 「そういう言葉遊びいらない」
 
今回は与党自民党の女性議員が発言したから起こった騒ぎと言う印象が拭えないし、
何より感情に走りすぎていると思うのはやっぱりあります。
しかし、行政に携わる人ならばこの問題をちゃんと発言してくれる人と言う事では
実は私の中の評価は高くなっているのがあります。
 
この待機児童って言葉が俄然注目を浴びたのは横浜市長選挙で林文子が公約に掲げ、
選挙を勝った事により注目されたって言っても過言ではない。
その後、その公約を実行することにする為に、数字のマジックを用いた事も問題だし
待機児童がいない事を理由に、認定こども園などの認可すらなかなか降りないと言う
そんな問題があったのも事実だったりするわけです。
 
そして利用しないのは、待機児童ではないからと言う理屈と数字上、保育所は空いている
なんてな話まで出た始末です。
 
この時の林文子を支援していたのは、神奈川民主党だったりします。
 
ところが、この待機児童問題。
色々と拡大していきまして、日本中が待機児童なんて勢いでもあったりします。
加えて言うと、民主党が失脚して以降、林文子は自民党に擦り寄り、安倍総理も横浜の
待機児童ゼロ政策を評価したりしたんですけれども、結果なにが起こったか。
 
待機児童ゼロを宣言した結果、横浜市に越してくる人も増えてしまったのですね。
実際、神奈川県内では横浜市より藤沢市の方がよほど社会での子育て支援はしてるし、
大和市の方がネグレクト対策も含めて児童発達支援、教育、子育ての支援や政策は
充実していると言うのはあったりします。
 
あったりしますが、横浜は市長を含めて注目され言葉マジックを多用した待機児童ゼロを
表にだした構成を打ちましたから、何も進んでいないむしろ破壊しているのにすごい市!
みたいになったんだ、と言う認識が必要なのですね。
 
結果、教育関係でも例えば松居和と言う人も
「待機児童はいないんです、待機しているのは預けたい親」
と言う意見を述べていますし、この人の講演を企画した中には当時民進党議員あった
水戸まさしもいたりします。
当然この待機児童問題も預けたい親の問題として認識してる風の発言はしていますから
人の好悪を除いて見ないといけない問題なのですよね。
 
もっとも、民進党界隈はもともと民主党でありまして子ども手当だなんだで
様々な育児支援策を壊した実績もあります。
子ども手当の財源不足の結果、控除等が消えた実質増税なんて話は有った事は思い出さないと
問題の解決にはつながらないのですよね。
 
この問題は、子育て環境が2008年前後から今に至るまでにガラッと変わった事だから
と言う事実を抜きに考えては行けないって話でして、発言を批判する場合には目線はあくまで
今現在を指していると言う事はあるのです。
 
で、この待機児童って言葉が独り歩きすると、当然ですけれども子供を預からない保育所が悪い
保育施設、託児施設が少ない社会が悪いと言う話になりますが、現状ではその状態を呼んだのは
親の責任であるって言う事実は存在します。
 
何か?と言えば権利だけを主張すること、自分の利益だけを要求するような親、保護者、
つまりモンスターペアレントの増殖なのですよね。
 
もちろん、過去にもいたと言う話はでてくるでしょうけれども数が違います。
普通の親達が諌めてもそれを全力で攻撃するレベルですし、困ったことにそれを支援する人、
声のでかいモンスターペアレントを応援する人達が多いのも事実なのですよね。
 
例えば、人権団体ですとか。
例えば、共産党支援者ですとか。
例えば、仕事のほしい弁護士ですとか。
 
多くの問題を抱えた方々がその手のモンスターペアレンツを応援してしまったりします。
まだ目を離せない幼児を、放置して事故死させてしまったのに行政の責任にして裁判起こしたり。
地裁では原告勝訴なんて話はでてくるし、マスコミ特に新聞は行政の無策!としたい人も多く、
その裁判が起こったところ、地裁での勝利までは報道したりしますが上告後は報道しません。
 
結果、権利と利益を求める事を良しとする意識に染まった親が増えるのは道理なのですよね。
 
これに拍車をかけたのは鳩山政権時の地方行政の予算を削ってまでの子ども手当でして
地方行政が子育て支援をできない財政状態になったなんて現実もありますしその際に、
当の政権の声として『子供は社会で育てるもの』なんて事が手を変え品を変え出てきますし
障害者すら、療育されること無く野に放たれる、なんて事も問題として起こったのはあります。
 
これらの中で起こったことは、基本的に親の都合の概念が変わったことです。
親が遊びたいから、親が輝きたいから何て言う理由で預けようとする人が増えているのもあり
本当に利用したい人まで落ちることがあるのは事実なんですよね。
 
ただし、これを行政の不備としてしまうのは思考停止すぎると言うしかないと思えるのも現実。
 
保育施設や保育所、託児所などを運営していた方々がそれを辞めていくのは一つに後継者不足
と言う話もでてきますけれども、実際には親の責任を果たさず責任を行政や施設等に押し付ける
預けたい親の増殖にあります。
 
法的に施設の責任や行政の責任が規定されている部分はありますが親がしなければいけない事まで
施設や行政、保育士や幼稚園教諭等に押し付け騒ぐ事例が増えてくると、リスクとコストだけが掛かり
維持するだけの費用が賄えない、責任問題を持ち出されたらどうにもならない。
なので辞めていく、閉鎖するしかないなんて事も多いのは認めないといけない事です。
 
そうなるとこの10年あまりを見ると、預けたいのは親の都合である、と言う論理が正解となりますし
それ以前の託児事情とは変わっている事は認めないといけない事例です。
 
今回の杉田発言は、確かに止む無く預ける家庭の事情がある人には冷たいと思うかもしれませんが
では怒っている人の中でどれだけがやむなく預ける家庭の事情を持っているのか?
と言う事ですよね。
下手をすると、政権側だから叩きたい!と言う人の声の方が多いかもしれません。
それでは育児政策は潰えてしまいます。
 
止む無く預ける事情がある家庭は預けられます。
優先される制度は(横浜市では少ないかもしれないが)機能してる現状は認めないといけません。
保育士や幼稚園教諭等の待遇、それは給与やリスクマネジメントやストレスの緩和等ありますけれど
これらを行うことなく預かれ!預かる場所作れ!なんて言う事も起こっている中で、待機してるのは
預けたい親の方と言う意見が出てこないのでは、保育士や幼稚園教諭、託児施設や保育所の経営等を
行う人はいなくなります。
 
また、子供の目線が抜けていると言う意見も同様に事実であり正解であるって事にもなります。
現在の子育て、教育、育児、保育、療育などの分野で何かをする場合、それが政治的な行政の
分野であっても「親の都合だけであってはならない」と言うのは実は世界的になりつつある潮流で
可能な限り、子供を家庭で育て社会で慈しむ、なんて感じが主流になりつつあるのも事実です。
つまり、子供が育っていく段階で、親が躾をしたり社会が交流能力を高めたり、友達との共感、
あるいは他者との対話などを学ぶ事が必要で、子供の目線で考える必要がある、と言うのは
否定してはいけない事だったりします。
 
それを言葉遊びとしてしまい、批判し叩くのはこれは現状無視の感情論としか言えないし
感情でものをいい、それなりの論理や理論を封殺することがあってはならないのも現状です。
 
今回、憤りを感じてる人には過去の自分達を否定された拒絶されたって言う意識が強いと
感じる事例も多いですし、実際そういう人が目立ってしまうのは事実です。
しかし、この「待機しているのは預けたい親」という言葉だけに反応してこの言葉自体を
葬り去る、言う事すらできないような状態を作り出す事は避けないといけません。
なぜ、預けたいのは親の方で待機してるのも親の方なのかという問題を語る事すらできない
となると、恐らく日本から保育施設や託児施設が壊滅する日もそう遠くないのはあるでしょうし
保育士の若手不足は加速してくでしょうね。
 
現実の問題として、保育士の定着を促す助成制度なんかも動いていたりします。
2年以上の職場定着をすれば貸し付けたお金を返さないでもよいよ!な制度もあったりしますが
これらの努力をしてもなお、預けたい親が待機していると言う事と、その待機している親の中に
どれだけ預ける必要がある親が存在しているのか?
なんて問題も考えないといけないのですよね。
 
 
次回「駆逐される家庭の事情」編


  

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